Fascination(ファッシネイション)
ファッション・コンサルタント 藤原純子のウェブサイトです

先日、カラー診断を受けた生徒さん

(養成講座の中で必ず診断します)
昔2度診断してもらって、いずれも
今回と違うカラーを言われたらしく
忠実にそのカラーを取り入れていたそう。
私のサロンに来る時も必ず
以前診断されたカラーがメイン
私はあえて診断するまで触れずにいました(これは意地悪ではなく、実際自分の目で確認しながら言わないとただの否定となってしまうケースがあるのと信憑性に欠けるので)
ドレープをあてながら
鏡越しに顔映りの違いを自分でも
みていても
やはり先入観があるようで
「このカラーが似合う気がします!」と

そう「思い込み」が入るのです!
真面目な人ほど忠実に…

私が説明しながらじっくりドレープを
あて
あらゆる角度から診断した結果

その生徒さんは以前診断されたという
色味より
別のシーズンの方が似合っていたし
顔がイキイキしていました。

だんだん思い込みが取れ、頭フラットにしていく生徒さん

「あー、あー」と何度も驚きながらも納得していくのです。

私は最終的には、カラーなんて気にしなくて良い!と伝えています。

自分が着たいものを着れば良いと

ただ色も形も素材も基本の自分に合うものを知らないと着たいものがサマにはならず逆に迷走してしまうのです。

知ったがゆえにがんじがらめになる方も
この生徒さんのように多いです!

知っても迷い、知らなくても迷うなら
いったいどうすれば?

私がお伝えしているのは、

自分をしっかり知る!
つまり

自分にきちんと向き合う!

と言うこと。

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診断後の生徒さん

「20年間のモヤモヤが解けました!」

と… 以前診断されたカラーをずっと取り入れてはいたけど自分の中で似合う!気に入っていると言うより 
”似合うんだ”と思い込んでいた気がします。

実は、お友達と服を買いに行った時
自分が選ぶカラーではなく、
友人が似合うと言う服にした方が周りからの評判がよかったそう。

そのドレスの色は、今回私が似合うよ!
と言った色だったと診断後に
噛みしめながら自分でも
”腑に落ちました”  と話してくれました。

それが大事なのです。

プロは自分が納得するのではなく
お客様が納得されるようにきちんと説明
しないといけない

なぜ、これが似合うのか!理論の部分を
きちんと話せるプロがどれだけいるか…

私は徹底してそこも教えている

生徒さんの顔がみるみる明るくなり
「あー良かったです」と何度も何度も口にしていました。