私達が 日頃 何気に見ている色。赤・青・黄・・・
日常で 色を見ない日はないですね。
では 実際 私達は どれくらいの色を見分けられると思いますか?
目の網膜は とても複雑で数層の細胞層を持っています。
その中で 錘状体(すいじょうたい)と桿状体(かんじょうたい)と呼ばれる
二種類の視細胞があります。網膜の中心部、中心窩は 視力の最も良い部位で
錘状体だけで成り立っています。錘状体は、明るさや運動に反応し 特に色覚が
発達しています。中心窩から離れるにつれ 桿状体が数を増し、完全に錘状体が
なくなります。桿状体は明るさ、運動、落ち着いた光に反応し 特に光覚が発達しています。
この錘状体と桿状体の働きで 私達は1千万色を見分けることができるのです。
人間のカラダは 本当にすごく それぞれが いろんな働きをしますね。
幼児は焦点調節がまだ未熟で見るものを正しく理解できない。観察と観念の蓄積により
成人の視覚が発達していく。人間 色んな経験をしながら 子供から大人に成長していくが
視覚もまさにそうなのです。人間は脳が優れているので 動物の目よりも優れて物を見れる。
色数だけなら 赤・橙・黄・緑・青・紫・白・灰(グレー)・黒・金・銀の13色と言われていました
ところが イギリスの物理学者・ニュートンは 太陽の光(白光)をプリズムで
赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の虹の7色に分光したのです。
これらのスペクトル色が散乱して 反射光となり1千万色になると言われています。
和室に欠かせない障子紙。これは スペクトル色を持っています。
以前
障子の記事をアップさせて頂きました。興味ある方は↓
http://ameblo.jp/color-coordinator-junko/entry-10613697912.html
プリズムによる白色光の色分解
すごい数の色を見分ける事が出来るのは 人間だけですからね~
ちなみに 男性と女性 どちらが動体視力優れていると思いますか?
通常はそこまで変わらないらしいのですが 怒ると 女性の動体視力が1.8倍にまで
アップするそうです。つまり いろんなものが視界に入っていると言う事。だから 相手の
小さな動作がさらに見えて ますますヒートアップするんだそうです。
逆に 男性は 怒ると 動体視力が低下するので 下を向いて考えこむ姿勢をとる方が
多いんだそうですよ。
心あたりありますか? 私はあります(笑)
主人や子供を叱っている時(笑) 相手の態度の細かいところが見えて
(聞いていないそぶりをするので) 聞いてる?ってまたヒートアップしていました。
最近は 怒る事もなくなりましたが 30代の頃の私です(笑)