先日 中野貴子さんに撮ってもらった
数多くある中から5枚貴子さんの目で
みて、私のベストショットを選んでくれました。
その中のこの1枚
私は自分の笑顔を綺麗だと思わなくて・・・
昔のトラウマがあるんです。
ある雑誌の取材で、笑っていたらカメラマンの方に
「笑わない方がイイですね」って言われたのだ。
もちろん変な意味ではないのかもしれない
その時のイメージがきりっとカッコよくだったのかも
しれない。でも言葉足らず・・・私が勝手に思い込んで
しまったのかもしれないけど、自分でもカメラ目線では
笑うの苦手って思っていたところに笑わない方がイイと
言われたのだ・・・やっぱり!それ以来カメラを向けられると
笑えなくなった。
でも今回は カメラ目線ではなく、仕事をしてるところを
どんどん勝手に貴子さんが撮ってくれるので
たしかに最初はカメラがある!って意識して表情が硬く
なっていたが、いつの間にかカメラを忘れて仕事に
没頭していた私がいた。自然な表情を撮りたい!との
想いが貴子さんには強くあった。
撮る側・撮られる側の思いが一致すると作品はそれは
素晴らしいものができるんだと思う。
写真館に行って、カメラ目線で自分の最高の笑顔を作って
撮るプロフィール写真ではなく、私が1番私らしく輝いて
いられるのは仕事している時。その表情を撮ってほしかった。
この笑顔とってもいいですよ!って上の写真を見せられた時
正直私は「えっ!?」って思ったんです。
なんだかくしゃくしゃ顔で(笑) でも周りの人も柔らかい雰囲気で
良いと言ってくれて。自分の思うイメージと周りの思うイメージは
本当に違うことが多いって事。ファッションでもそう
自分の思い込みでもったいないファッションをしている人が多い。
それと同じだ~って今回あらためて知りました。
作られた笑顔とは違って自然な笑顔は心から楽しいと
思わないと出ない表情。好きな事をしてる時の顔が
どんな時より輝いている・・・
貴子さんに
「純子さんは、カッコイイイメージが定着している。
でも笑うととっても柔らかい人。だから絶対にその
イメージをみなさんにもみてもらった方が良い!」
そうおっしゃってくれました。
見た目はきりっとしてるって良く言われますが
性格はホントおとぼけ(笑)
くったくない笑いを持った私です。
これからもどちらの私も含めて藤原純子を
どうぞよろしくお願いします。