季節外れと思いがちではありますが
とても高貴な雛人形を見せて頂きました。
辻ヶ花刺繍の衣装。
辻が花染は、室町時代後半から桃山時代末にかけて行われたと
思われる染色で、絞り染の中に筆で、主に花・鳥などを描いたものです。
短い間にぱっと咲くように流行り、その後、こつ然と消えてしまった幻の染です。
辻ヶ花染めの刺繍自体も珍しいのですが そのうえ衣装が紫。
紫はご存知の方も多いと思いますが、自然界にもともとない色で
染めて作られた色。日本の歴史の中でも高貴な人の色と
みなされており、冠位十二階制度において、最高位の色とされている。
お雛様は女の子のお祭りと言われてますが 趣味でお部屋に1年を
通して飾られる方もいらっしゃるそうです。趣味は人それぞれですが
こういう趣味もイイですね。
目の保養にさせて頂きました。
このお雛様観られたい方は こちらで観れますよ~
【田中総本店】
北九州市八幡西区熊手銀天街
093-622-0909